1回の照射後に訪れる変化

脱毛の回数は脱毛を考えている人にはとても気になる点だと思います。今回は脱毛回数とそれによる毛の変化について紹介します。
まず医療レーザー脱毛を1回受けたときです。このとき、肌の表面に見えている毛の毛母細胞が既に破壊されています。毛母細胞(毛乳頭)が破壊されると、毛は成長を止め、毛穴は収縮し、その後抜けます。(産毛や細い毛は反応しにくいため抜ける感覚が実感しにくいことがあります。)その後、まだ生えていない毛の毛母細胞(毛乳頭)は生きているため、休止期を経て新たな毛が生えてきます。
しかし、成長期~休止期(見えている毛と見えていない毛)を合わせた毛の数を100としたとき、1度のレーザー照射で1~2割程度の毛が減ります。この1~2割という数字は、肌表面に見えている毛は部位により異なりますが、ワキでは20~30%、腕や足では20%と言われているため、およそ2割と考えています。
2、3、4回の照射後、どのようになるか
1回の照射ではまだ8割程度の毛が生えることができる状態です。
脱毛をしたと実感できるのにはまだ回数が必要です。1回目の照射後、休止期から成長期に移った毛に対し2回目のレーザー照射を行います。
これにより、1回目で100→80に減った毛は、80→60程度に減らすことができます。生えてくる毛がまばらになってきたかな?と感じるのも2回照射が終わった後くらいからです。
続いて3回目の照射では、60→40まで減り、むだ毛の処理回数もだいぶ減ってきている頃だと思います。
そして4回目の照射では、40→20まで減り、むだ毛に悩んでいたころを懐かしく思える程度までなっているでしょう。(太い毛からレーザーが反応するため、後半になると産毛や細い毛に反応させるため、レーザー出力を上げていく必要があります。)
5回照射すれば、一般的に満足するレベルに
5回目を迎える頃にはむだ毛と感じる毛は大幅になくなります。
単純な計算ですが、肌の表面に現れている毛は全体の20%程度なので、100ある毛穴の20ずつが1回の施術で減っていくことになります。
5回受ければ、20%×5=100%となり、毛全体にレーザーを照射できていると考えることができます。
実際には、いつでも20%の毛が生えているかどうかは個人差があること、また産毛や細い毛が多かったり日焼けしていたりと毛の状態や肌の状態によっても効果のある毛の割合が変わること、レーザーの出力を1回ごとに順調に上げていくことができているか否かなど個人差や状況の違いが多少あるため、「100%ツルツル」となることは難しいです。
しかしながら、5回まで回数を重ねることで「ほぼ」全ての毛根に作用し、また肌表面に現れる毛の数も気にならなくなる方が多いです。
完全無毛を目指すなら8~10回程度が必要

とはいえ、中にはほとんど目立たない毛であっても残しておくことが許せない、という患者さまがいることも確かです。そのような完全無毛状態を目指すのであれば、医療レーザー脱毛を8~10回程度受けていただく場合が多いです。(10回目以降は、レーザー出力を上げなければ効果を実感しにくいことがあります。)


